「東大女子の婚活は苦戦する」は本当か? セレブ高学歴特化型の結婚相談所に、真相を聞く! – めるも

日本最高峰の偏差値を誇る東京大学。女子学生の比率は2割程度というだけに、“東大女子”は世間から“希少な存在”として特別視されがちである。今年3月には、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が『ルポ東大女子』(幻冬舎)を上梓し、4月にはウェブサイト「東京カレンダー」が、小説「東大女子図鑑」をスタートするなど、彼女たちの“実像”が語られるようになったが、特に世間の注目を集めているのが“東大女子の結婚”のようだ。ずば抜けた頭脳と、高学歴によって手にした高収入は、「男から引かれ、婚活市場では売れ残る」といった偏見を持たれているのである。そこで今回、数多くの東大女子の婚活をサポートしてきた実績を持つ、東大早慶大卒の会員様限定の東早慶倶楽部を運営する“セレブ高学歴特化型”の結婚相談所「アニバーサリーパートナー青山」代表・真央侑奈氏に取材を行い、知られざる東大女子の婚活事情について話を聞いた。セグメントさえ間違わなければ、東大女子はモテる!?――東大女子は、よく「頭が良すぎて男にモテない、結婚できない」などと言われがちですが、実際のところどのように感じますか?真央侑奈氏(以下、真央) そんなことはないと思います。今は、男性の92%が「共働き希望」と言われる時代です。「アニバーサリーパートナー青山」の男性会員様は、高学歴・高収入の方が中心なのですが、そういった方でも、「女性にずっと働いてほしい」という方が多いんです。特に20~30代の男性は、共働き希望の方の割合が40代以降より高くなります。では「ずっと働ける女性」というのは、どういった女性かと考えると、結婚・出産をしても仕事を続けやすい環境が整っている一流企業勤務の方なんです。高学歴女性は、一流企業に入りやすいですし、仕事への思い入れや意識が強い方も多いですから、「子どもを育てながら、仕事も頑張りたい!」と考える傾向にあります。なので、今の時代において、東大女子のような高学歴女性のニーズは高まっているように思います。――20~30代の男性会員が共働き希望なのは、やはり不況を知っている世代だからでしょうか真央 日々、ビジネスの現場で「今後、日本が経済的に、手放しにバブルの頃のような勢いで発展していくことはないだろう」と、実感しているのだと思います。そのため、医師や弁護士などの国家資格を持っていたり、公務員の女性は、今の婚活市場では人気なんですよ。例えば、「丸の内OL」ってブランド力があるように思われていますが、企業だと正直、安定度がわかりにくい部分もあるため、国家資格保有者や公務員の方が人気。ただ、公務員が人気なのは女性に限った話で、男性の場合、東京で地方公務員だと「収入が低め」「ほかにもっとお金を稼ぐ仕事はある」と見られしてしまう面はありますね。また地方だと話は変わってくると思います。――東大女子には、医師や弁護士として活躍している人も大勢いますよね。真央 昔、“家庭的でいい奥さんになる”と言われていた専業主婦希望の方の人気は以前より落ちていると思います。現在年収1500万円の男性は、一般職より総合職の女性の方が自分の仕事に理解があるので好きだとおっしゃったりもされます。なので、総合職が多い東大女子という肩書が婚活市場でマイナスになることは少なくなってきていると思います。――それでも、「東大卒と言ったら引かれた」という女子もいるような気がしますが……。真央 それは、街コンや婚活アプリ、条件が設定されていないパーティーなど、“セグメントされていない場所”で婚活しているからでしょう。学歴が同じくらいの人であれば、今は結婚相手として敬遠されるなんてことはありませんよ。セグメントされていない場での婚活で、「相手と話が合わない」「疲れる」「出会えない」と悩んでいるのは東大女子だけでなく、東大男子も同じ。男性会員様で、離婚歴のある方がいらっしゃったのですが、短大卒の女性と結婚したものの、自分のお金をあてにされ遊んでばかりで、結果、出会い系アプリで浮気されてしまったそうなんです。だから、学歴が同じくらいで、収入もあり、向上心のある女性と再婚したいと、うちに相談にいらっしゃいました。“似たような人の方が安心”と考える高学歴・高収入男性の方にとって、東大女子は歓迎されると思いますよ。東大女子が、男慣れしていないことはない!――「東大男子は学内ではなく、女子大の学生と付き合う」なんてよく言われますが、やはり結婚となると、対等な関係を望む方が増えたんですね。真央 結婚だけでなく、恋愛においても、東大女子がネックになることは減っているような気がします。東大男子の中には、「女に頭のよさはいらない、若くて可愛い方がいい」と、本能だけで女性を選ぶ方もいると思いますが、そういった方は東大男子の中でもチャラい遊び人ぽい方なのかな……といった印象もあります。――東大女子は勉強ばかりしてきたから、「男慣れしていない」とも言われますよね。真央 東大女子が男慣れしていないなんてことはないですよ! 東大は、男性の数が圧倒的に多いので、女子は人数比的にモテやすくなります。特に理系だと、女子1人に対して、男子が40人いるなんてことも。社会に出ても、専門性の高い職種に就ける東大女子は、一流企業の男性中心の部署に配属されるケースが多いので、「知り合いが男性ばかり」という方は少なくありません。それに、男性を“選ぶ”面でも、東大女子は有利。エリート男性と一緒に勉強したり働くことで、その人の人間性を熟知して交際できるんです。よく、「エリート男性と知り合うことができたけれど、結局、遊ばれただけで終わった」という女性がいますが、それは“普段の姿”を知らないまま交際してしまうからなんですよ。――お話を聞いていると、東大女子は、婚活に苦戦するどころか、かなり有利だと思えてきました。真央 世間の偏見とは違い、東大女子で損するなんてことはないと思います。それに最近では、東大より偏差値レベルが下、例えば日東駒専卒の男性の中にも、「東大卒の女性にあこがれる、ぜひ交際したい!」と希望される方がいます。女性側も、「経歴は普通だけど、さわやかでかっこいいし、東大卒に引かない男性ならお会いしてみたい」「勉強を頑張ってきたことを評価してくれるのはうれしい」と喜ばれていらっしゃいますよ。――そう考えると、東大女子は理想が高くなりすぎて、婚活に難航するのでは……とも思ってしまうのですが。真央 エリート男性に囲まれた環境に慣れすぎてしまう……という面は否定できないものの、東大女子より慶應女子の方が理想は高いですよ(笑)。東大女子は学歴が突き抜けていて、自分に揺るがない自信があるためか、男性に対して慶應女子ほど “年収”を求めないんです。――確かに、男性の社会的地位や年収を“自分の評価”に結び付ける女性っていますよね。真央 東大女子は、自分も稼げるから、男性に年収を求めないという面もあるのでしょうね。一方で、理想の男性として挙げるのは「頭のいい人」「ストイックに仕事に打ち込んでる人」「向上心のある人」で、同じ東大出身の男性を選ばれるケースが多い。やはり、私立ではなく、国立の東大を選んだこと自体、「遊びより勉強」という高い志を持っている